自身の命。
家族や大切な人の命。
命に向き合うことは,厳しくて,苦しくて,そして迷うこと。
治療ひとつにしても,今は医療者任せではなく,選択を委ねられることもある。けれど,どの選択肢であっても,絶対はない。少しでも納得して,そこへ挑める覚悟ができればと願うばかり。
でも,つらいことばかりではない・・・いつもの風景が,とても美しく,尊いものとして沁みる。いつものご飯の味が,しみじみと体に沁みていく。そして,思いを寄せてくれる人の心の温かさが,じわっと伝わってくる。
ひとつひとつの感覚と感情を抱きしめて,寄り添い寄り添われて生きていきたい・・・