いきかたアートとは

「いきかた」には、いろいろな意味があります。

生き方-いのちをつないでいくためのさまざまな選択
逝き方-この世からあの世への旅立ち
息(いき)方 ―心身に良い気を巡らせるための呼吸(息(いき))法

これらの「いきかた」と向かい合いながら、「活き方」をアートしていくこと。
それが「いきかたアート」の由来です。

3枚の「いきかた」リーフ(葉っぱ)が、穏やかな活き方をアートします。

いきかたアートのめざすもの

この世に生まれてきたことを、奇跡だと思ったことはありませんか?
自分の知ることのないご先祖様からつながれてきたいのち。そのいのちを受け継いで生まれてきたのだと思うと、今生きていることは奇跡だと、わたしは思わずにはいられません。
けれども、生き抜くことは、たやすいことではありません。

多元価値社会である現代は、いきかたに多様な選択肢があり、ひとりひとりが求めるものも多様化していると言えます。自分らしく生きるとはどのようなことなのか。自分らしく生き納めるためには、なにを選択し、なにを受けとめていけばよいのか。考えれば考えるほどに、わからなくなってしまうこともあるでしょう。そんなとき、誰かに聴いてもらうこと、あるいは誰かの話を聴くことで、考えや気持ちがすっと整理されることがあります。

「いきかたアート」は、小さなコミュニティーを介して、それぞれの生き方、その根本である息(いき)(呼吸)方、そして、逝き方を考える拠点として、活き活きとした時間を過ごしていくことを目指しています。

また、長寿社会でもある現代は、医療や先端科学技術の現場はもとより、福祉や介護の現場、葬儀の現場など、さまざまな現場において、グリーフケアが必要とされる時代でもあります。だからこそ、グリーフ(悲嘆)を受けとめ合える寄り添いの場であることも目指しています。

「いきかたサロン」は、がん患者様と支えるご家族やご友人、また、全力で支えてきた大切な人を見送られたご遺族の方の癒しの場としてオープンしました。グリーフケアを学んできた仲間たちと、皆様に寄り添い、寄り添われ、今このときの奇跡の時間を活きていきたいと思います。

グリーフケアとは?

グリーフケアは、日本語で「悲嘆ケア」と訳されます。

人生には、必ずさまざまな喪失がつきまといます。グリーフケアとは、さまざまな喪失を体験し、グリーフ(悲嘆)を抱えた方々に、心を寄せて、寄り添い、その方が立ち直り、自立し、成長し、そして希望を持てるよう支援することです。

グリーフ(悲嘆)を抱えたときには、「何のために生きているのか」、「死んだ人はどこに行くのか」など、答えることのできない問いを自問自答することがあります。特定の宗教宗派を信仰するのではないとしても、宗教的な事柄に深い関心を寄せることも起こります。

グリーフケアは、グリーフ(悲嘆)を抱える方々の価値観、人生観、人間観、宗教観を大切に、そして、「今ここにある思い」を受け入れ、身体的・心理的・そしてスピリチュアルな視点でサポートします。

「いきかたアート」の活動

  • いきかたサロン
  • 傾聴・ファシリテーション
    がん患者様の会やご家族の会、ご遺族の会等の運営のお手伝いやファシリテーションを行っています。また、出張による個人傾聴も行っています。介護施設での傾聴やアクティビティケア(書道、塗り絵など)のサポートも行っています。
  • グリーフケア啓蒙活動
    グリーフケアの重要性を知っていただくために、学会等での発表を積極的に行っています。
  • イベント
    臨床美術、気功法指導、音楽会などのイベントも計画しております。活動予定については、このwebサイトにて随時お知らせしていきます。楽しみにお待ちください。

いきかたアートの活動にご関心、ご要望のある方は、ぜひ一度お問い合わせください。

いきかたサロンについて

いきかたサロンのご案内

いきかたサロンのなかま

いきかたアートのなかまをご紹介します


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