昨日,3月半ば以降初めて,30分以上公共交通機関での移動をしました。お昼間の移動であったせいか,乗客数は以前とさほど変わらず。けれども,その乗客全員,わたしも含めて,マスク姿! うっかりマスクを忘れたら,乗車できないかも・・・と思いました。
ほんの数か月前までは,マスクをしている方と言えば,まず花粉症の方,そして,療養・闘病中やそのご家族の方かなと思ったりしていました。特に,インフルエンザなどが流行っている時期は,治療で免疫力が下がりやすいガン闘病中の方々は,それでなくても体がきついときも,マスクをせずにはいられない。そばにいる人たちが咳をしたり,鼻水をすすったりすると,その人たちがマスクをしてくれたらと思うこともあったでしょう。
ところで,ずっとマスクをしているのには,呼吸や発汗などのためでしょうか,体力が必要だと思います。自分が元気だと思っていても,マスクをしたままで数十分歩くと,いつもより脈拍が早くなっていると感じたり,体温調整が難しくなったり。ましてや,持病があったり,高齢であったりすると,ほんとにきついときもあると思います。
最近,マスクは必需品という認識と共に,さまざまな機能性を備えた,あるいは,おしゃれ感のあるマスクが紹介されています。なによりコロナ以前の平穏に,一日でも早く戻って欲しい。だけど,その日が来ても,このマスク着用という様相が,他の人と空間を共有する場にいるためのマナーとして根付いていくのであれば,療養中や高齢の方により優しいマスクも紹介されていくことを願っています。
今はまず,医療や介護などの現場で,必要な人に必要な機能性のマスクが届けられること! この大前提でさえ,まだ満たされていない状況が,早急に解決されることを祈っています。
おたかさんの持っている洗えるマスクたち(これ以外は,使い捨ての不織布マスク少々あり)です✌