あじさいの季節です。わたしの街も、あじさいで溢れています。こんなに色とりどり、品種もいろいろなあじさいがあったのかと毎季節驚かされています。まさに、あじ彩々です。
わたしにとって、あじさいは祖母の記憶です。祖母の庭に咲くあじさいは、がくあじさい(額紫陽花)でした。がくあじさいの花言葉をご存じですか? なんと「謙虚」だそうです。これは、普通のあじさいよりも、装飾花の数が少なくて、その姿が謙虚に見えることにちなんでいるのだとか。謙虚であることを忘れないように。今も祖母が語りかけているのでしょうか。